謹賀新年

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新年明けましておめでとうございます。今年もSLN:blog*をよろしくおねがいいたします。今回は去年書いたエントリーを振り返りつつ、今年のことをすこし考えてみますよー。

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ゲームとかアートの話

近頃表現のプラットフォームとしてゲームが気になってる。もともとは半ば飽和状態になりつつあるprocessing系の作品をぼんやりと眺めているうちに、「こういう作品群の面白さっていうのは、どちらかというとグラフィックそのものの美しさというよりは、その絵のうしろがわにあるシステムの面白さなんだよなー、でもそれが一番完成度高くできてるのってゲームなんじゃないの?」ってふと思ったことがきっかけなんだけど、色々調べるうちに色々と全世界的に面白い動きがあることがわかってきた。あまり考えはまとまっていないのだけど、今回は自分の頭を整理するために分類しておこうと思う。

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General Audio Service 01

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前回作った「SLN BASIC TONES」がそこそこ反響があったので、もう少しつくりこんだ汎用SE集をつくってみたよ。

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離島症候群

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ひさしぶりにまとまった休みがとれたので。海外は今の時期色々大変そうだったから、もう少し手軽に気分転換できそうなところ、ということで石垣島を中心に西表島、由布島、竹富島、波照間島と沖縄の離島をふらりふらりとしてきました。

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テクノ民族楽器入門

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最近「音が出るおもちゃ」が楽しい。引き金はKaossilatorとDS-10を買ったこと。もともとRoland MC-303っていうオールインワン型のマシンから打ち込みをはじめたというのもあって、やっぱり手頃な価格でちょこちょこ触れる電子楽器がでてくると無条件で反応してしまう。

ふと考えて見ると、DTM以前のテクノはTR-909やTB-303といった単機能のマシンをシンクさせてセッションさせる方法がメジャーだったわけだけど、リズムマシンやシンセが小型化した今、電子楽器はカリンバやアサラトのように手軽にセッションして遊べる民族楽器のような存在になってきている気がする。そういえばその昔、テクノを「都市の民族音楽」なんて呼んでいた人もいたけれど、こうしたガジェットを見るとなんだかそれもすごくナットクできる気がする。今回は、こうした高機能な音が出るおもちゃ=テクノ民族楽器をいくつかまとめてみた。

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アンビエント漫画のススメ

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漫画は結構好きなんだけど、性格上完結していない漫画は読めないというのと、最初から完結まであまりに長いと読む前から挫折してしまうので、ドラマチックな漫画というのは最近なかなか読む機会がなくなってきてしまった気がする。

好きなのは、一話完結型で、気軽に読めるようなもの。できればトイレやベッドの横とかにおいておいて、ふとした時に何度でも読めるようなやつがいい。ちょっとしたときに読めればいいから、あんまり大きな展開があると疲れちゃうし、続きが気になっちゃうから、淡々としたやつがいいかも。そんな中途半端な漫画読みに都合よく答えてくれるなあという漫画をいくつかピックアップしてみたら、全体的にふわっとした独特の味わいの漫画のリストができた。単純に癒し系などと表現するのも味気ないので、空気のような、アンビエントミュージックのような漫画ということで、アンビエント漫画と勝手に名づけて、個人的に好きな漫画でもいくつか紹介して、あまりにも更新しないブログの間をつなぐテスト。

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Point of View Point

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ゲームのグラフィックにビシバシ琴線をかき鳴らされてて育ったからなのか、自分が好きなものを見回してみると、「特定のビューポイントからずっと撮られている」ような作品が好きだということに気づいた。俯瞰、水平、アイソメ(クオータービュー)という切り口で好きなものを様々な分野から羅列してみた。

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キャラ化とビジュアライゼーション

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近頃ビジュアライゼーションの手法の一つとして、「キャラ化」が気になっている。あまり考えはまとまっていないのだけど、メモ程度に書き留めておく。

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マリリン・モンロー・ノー・リターン

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この世はもうじきお終いだ 俺たちゃ毎晩お祭りだ
結んで開いて蓮の花
なんだらなんだら朝ぼらけ
マリリン・モンロー・ノー・リターン
『マリリン・モンロー・ノー・リターン』野坂昭如

大学生の時、吉祥寺かどこかの小さいクラブだったと思う。確か知り合いのパーティーで、明け方にいきなり野坂昭如の「マリリン・モンロー・ノーリターン」がインサートされた。その頃って社会学者とか、ネットでも、今で言えば例えばはてな村民みたいな人たちがレイヴカルチャーについて色々語るのがオツ、みたいな時期があって、そんな中の一つに、レイヴカルチャーって現代版の「ええじゃないか」なんじゃね?みたいな話があったことを、僕はこの曲を聴きながらぼんやりと思い出したのでした。

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デスクトップをモチーフにした作品

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PCの「デスクトップ」をモチーフにした作品をいくつか紹介。もともと机の上のものを模倣したもの(デスクトップメタファー)だったPCのデスクトップが、さらに映像や平面作品になっていくという輪廻が面白い。
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