
前回作った「SLN BASIC TONES」がそこそこ反響があったので、もう少しつくりこんだ汎用SE集をつくってみたよ。
→サンプル (by saqoosha)→DOWNLOAD(203k) !ドメイン変更のため再度アップしました!(2012.10.2)
SLN BASIC TONES同様モノラルかつ短い音にしていて、非圧縮全部詰めでも200kぐらいだから、ファイル容量は全然気にせず実装できる範囲じゃないかと思う。とにかくお手軽につかってもらいたいので、あえて30個ほどに数をしぼりました。
最近Flashで演出されたリッチコンテンツを見ていると、動きや作り方はある程度成熟してきてるんだけど、音の演出はまだまだいろいろできそうだなーとか感じることが多い気がしてます。音があると無いとでは印象がガラッとかわってくるし、演出の上ではすごい重要な要素なのだけど、音をつくること自体が少しだけ敷居が高い部分もある気がしていて、それはそれでもったいないなあなどと一人で悶々としていたので、とりあえずライセンス気にせずにガンガン使える定番のライブラリがあったら何かのきっかけになるかも、ということで作ってみました。
実際にいろいろな動作に音をつけてみると、最初は単純に「音がつくとなんかいいよね」と思うんだけど、もっと踏み込んで音とインタラクションの関係性に頭をめぐらすと、いろいろな可能性が見えてくる。アタックが強い音を鳴らすと、音の出だしが早い分しっかりとクリックした手応えを感じさせることができることに気づいたり、逆にアタックが弱い音は浮遊感があってマウスオーバーのフロートに使うとよさそうだとか、高い音は固い金属質なボタンのイメージ、低い音はもう少し鈍いゴムような素材のイメージかな、とか、スクロールの時にジジジジジってノイズをならしてあげると、ザラザラとした抵抗感を演出できるなあとか。(iPodなんかでつかわれてるホイールをまわすときに「カリカリカリ」っていう音を出す「クリッカー」機能もそうだよね。これはスクロールの「感触」を伝えるのに最適な手法だと思う)このライブラリが、そんな音とインタラクションの関係について考えるきっかけになってくれたら嬉しいです。
ライセンスは前回同様CCライセンスってことで、プライベート、お仕事関係なくガンガン利用してもらえればと思います。差し支えなければ「このサイトで使ったよ」とか教えてくれると飛び上がってよろこぶよ。(ちなみにSLN BASIC TONESは、こことかこことかここで使ってもらえてるみたい!)
GENERAL AUDIO SERVICE 01 Author: Yasuhiro Tsuchiya Created: 2008-10-06 Modified: 2008-10-06 Licence: Creative Commons Attribution-Share Alike 2.1 Japan //alert alert_001.wav alert_002.wav //basic click.wav grab.wav page.wav tap.wav //bubble bubble_fast_close.wav bubble_fast_open.wav bubble_slow_close.wav bubble_slow_open.wav //computer boot_001.wav boot_002.wav //float float_001.wav float_002.wav //micro micro_001.wav micro_002.wav micro_003.wav micro_004.wav micro_005.wav micro_006.wav micro_007.wav micro_008.wav micro_009.wav //select select_001.wav select_002.wav select_003.wav select_004.wav select_005.wav
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SLN BASIC TONES