レトロシミュレーショニズム

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60年代〜70年代中頃のデザインというのは、ミッドセンチュリーなんていわれるようにファン層が多かったりして、デザイントレンド的にも再帰率の高い時期だと思うんですけど、一方70年代後半〜80年代ってまだ、ある種のトレンドとして観測できるまでにはリバイバルっぽい動きって無い感じがするなあと思ってた。で、最近その時期のトレンディーなペラペラした感じだとか、ニューウェーブの無駄にとんがった感じとか、子供向けのテレビ番組のテイストを踏襲したものが、ここ数年の音楽側の80sリバイバルに呼応する形でよく見るなと感じていて、かつそれが一種のスタイルとして完成されつつあるな、と思ったので適当にまとめてみた。

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OSK > TYO

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そういえば、こちらでのご報告がすっかり遅くなってしまいました。4月より約6年間住んだ関西を離れ、東京へ転居いたしました。今後ともよろしくおねがいいたします!

Holding The Viewer 2.0

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最近、スポーツ選手がヘルメットにつけたりするような携帯用カメラの解像度があがって結構面白いことになってる。GO PROというやつがこの手のカメラの代表格で、YouTubeで探してみると、エクストリームスポーツを臨場感たっぷりにおさえたような定番の映像の他に、GO PROの携帯性を利用した実験的な面白い映像がいくつかみつかって、これはちょっと面白いなと思ったのでまとめておこうと思った。

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官能のUIデザイン

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ちょっと前にJonas Erikssonさんというデザイナーのつくった「76-Synthesizer」という架空のiPhoneアプリのUIデザインがめちゃくちゃセクシーで驚いたんですよ。色っぽいとしか表現しようがない。

最近のiPhone/iPadアプリのデザインとか見てると、ものすごくよくできているものがたまにあって、フォトリアリスティックなんだけど真俯瞰でUIっぽさを担保している...みたいな独特の質感になってる。こういうデザインって、UIデザインの歴史としてとらえると、まず、OSで描画できるグラフィックが32ビットになったことからはじまり、Photoshopの機能の充実、デザインのメソッド化、Illustratorのグラデーションマップ芸の成熟なんかも影響して、結構自然な流れのように感じちゃうんだけど、グラフィックデザイン史として見るとかなり特異な状況になってきているんじゃないかという気がする。

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既視感のスイッチ

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最近周りで話題になっている、Parker Itoによる作品 "The Most Infamous Girl in the History of the Internet"。インターネットをやっている人なら必ず一度は目にしたことがあるであろう期限切れドメインのサイトによく表示される、リュックを背負った女性("Parked Domain Girl"あるいは"The Most Infamous Girl in the history of the internet"として知られている。日本だとmixiのログイン画面にでてくる芝生の上の二人組の女性なんかもそう?)をモチーフにした絵画作品。(しかもこれ、アジアの油彩画家にクラウドソーシングで描かせていて、いろんなバリエーションがあるらしい)。個人的にこの作品が面白いなとおもったのは、「あれ、これなんかみたことあるな・・・」という既視感が突如「あ!あの人!」ってなる感覚。もやもやした既視感のスイッチがパチンって落ちるイメージ。

Every time I tell someone about my idea for this painting they say, "Who?", and then I show them the jpeg and they're like, "Oh yeaaaaaaa." Everyone knows the "The Most Infamous Girl in the History of the Internet", but nobody knows her. - http://rhizome.org/editorial/3394

本人も書いてる、この"Oh yeaaaaaaa." って感覚ね。すごいざっくりしてるけど、「あれ、これ何だっけ?ああ!あれか!」となるものをいくつかあつめてみたよ。どれも日常的にわりと接触機会が高いわりに、無視してしまっていて、あえて見たり聞いたりすると「あれ?これ何だっけ?」となるものをセレクトしてみた。

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アウトサイダー・ウェブデザイン

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「アウトサイダー・ウェブデザイン」あるいは「ロードサイド・ウェブデザイン」。トレンドからは大きく外れた、デザイナーとは異なる文法によって構築されたいくつかのウェブサイトを、多大なリスペクトとともにいくつか集めてみた。どのサイトも、まるで「野菜炒め頼んだらおまけに餃子ととんかつとフルーツパフェ(しかもおかわり自由)がついてくるサービス定食」みたいな、「過剰なおもてなし感」で満ち溢れている。その過剰なデザインの後ろには、我々が見落としてしまったたくさんのヒントや、別の進化の方向性が隠されているような気がする。

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インタラクションと慣性

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先日CBC-NETに公開された、エキソニモ・センボーさんの記事「ケーコク小説」が抜群におもしろかった。文字通りアラートボックスを利用したストーリーテリングの手法を実演するもので、もちろんそこで描かれているプログラムの奥ゆかしさや悲哀は、最近話題になった「はやぶさ漫画」や「初音ミクの消失」みたいな感じで結構グッとくるんだけど、僕が個人的におもしろいなあと思ったのは、アラートボックスのつぶやくセリフをどんどん読み進めるために、どんどん「OK」を押してしまったこと。たとえばこの中に突然「この商品を購入しますか OK」とかでてきてもつい押してしまう気がする。

これは、いわば「インタラクションの慣性」ともいえるもので、何か特定の作業をすると見返りがでてくるというインタラクションをしばらく連続させると、快感物質のようなものでるのか、あるいは「手がすべって」なのかはわからないけれど、つい同じ操作をしてしまう。この慣性の力をうまく利用することができたなら、結構面白いことができそうだ。

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続・立体音響の世界

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以前、立体音響の世界という記事で、バイノーラル録音やホロフォニクスについて紹介した。この時期はまだYouTubeが正式にステレオに対応していなくて、立体音響のリソースを集めるには裏技的にアップされた動画を掘るか、あるいはニコニコで探すしかなかったんだよね。でも、今ではYouTubeもステレオに対応して立体音響系の音源がいろいろあがってきてる。というわけでこのへんで、あらためて立体音響周辺をまとめてみた。
※今回の記事で紹介している映像は必ずヘッドフォンを装着して見てください。

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マイクロ・インサイト系

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Twitterの登場によって、ひとりひとりのちょっとした心情の変化やひとりごと、いままではネットにうかびあがってこなかった言葉がネットにあがってくるようになってきた。そこで、どんどんネットに流れ込んでくるひたすら雑多な言葉の断片をフィルタリングし、気づきを抽出するというアプローチが出てきていて気になっている。このアプローチは、たとえばブックマーク数とか星の数とか数値化できるものをあつめてランキングを生成するアプローチとはちょっと違って、独特の味わいと示唆にあふれている。これを「マイクロ・インサイト系」と勝手に名付けてみたい。(まあ身も蓋もない言い方をしてしまえばTwitter検索キーワード芸みたいなものなんだけど。)

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店舗設計とウェブサイトの話

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客単価を倍増させた、丸善本店「松丸本舗」の本棚設計」という記事を見てすごくピンときた。そうそう、そうなんだよ!普段僕がウェブサイトの構造の事などを考えるときに頭に浮かぶのは「大きい本屋」を作るプロセスなのです。普段なんとなく考えていた、店舗設計とウェブサイトの構造の話をぼんやりまとめてみたよ。

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