世の中には沢山の素晴らしいものがある一方、サイテーなものも沢山あるわけで。中でもサイテーのレベルがブッチギリすぎているものは、サイコーになってしまうという奇妙な反転現象が起こる。やっぱりこういうものにこそ、「これはひどい」タグをつけたいよね。サイコーにしてもサイテーにしても、とにかくブッチギリなもの、というのはやはり魅力的。やるなら徹底的です。
Worst movie scenes ever
Schulte Fiaja氏による映画史にのこるサイテーシーンの盛り合わせ。サイテーの演技、サイテーのスタント、サイテーの展開、サイテーの演出などなど。素晴らしいセンス！個人的にヒドすぎる馬のスタントがツボ。
Worst movie scenes ever - Part2
「Worst movie scenes ever」の第二弾。もう冒頭からヒドすぎる。spider-man3のうかれシーンもヒドすぎる。これを見て「The Beach」の謎のゲーム風の演出も相当サイテーだった事を思い出した。
Worst movie scenes everとはちょっと毛色が違う感じだけど、watercoolerという方がWorst Movie Scenes of All Timeというシリーズをたくさんやってる。こっちも面白い。
Worst Fight Scene Ever
スタートレックより、「最低の格闘シーン」として名高いシーンらしい。グデグデすぎ！
Best Workout Ever
最近流行の「顔トレ」。なぜレオタードなのか全然わからない上に相当ヒドいことになってる。
Museum of bad album covers: the worst album covers ever!
ここでは何度か紹介してるけど、あらためて。サイテーのジャケデザインの美術館。これを見ると、サイテーとサイコーというのは表裏一体だというのがホントによくわかる。
山形県選挙管理委員会「選挙いきまーす」
日本だと、選挙関連の映像ってダメ映像の宝庫。これとか、かなりキてる。大好き。
国民新党 CM 「熱唱編」
これを超えるものって、なかなか出てこないんじゃないかな。地方遊説で場末のスナックでカラオケして「亀井さんお上手ー！」なんて言われてゲラゲラ笑いながら考えたとしか思えない所がすごい。見習いたいよねー。
やっぱりこういうのは狙ってサイテーにするのは相当難しいと思う。（ただしアダルトビデオとかは例外だと思う。エロだからね。）一般的な視点でみるともう、ダメダメなんだけど、当人達が傑作と信じて止まないところがなんとも愛おしいというか、ゴロゴロ床をころがりたくなる気分にさせるんだなあ。「これはひどい」っていう言葉にはちょっとだけ愛情を忍ばせておきたいもの。