10 kick ass opening credit sequences at laboratory101 | a viral agency blog
上記の記事がすごく面白かったので(やっぱりSnatchのオープニングはかっこいいなあ!)、上の記事で補足されていない、いわゆるクラシックといわれるオープニング映像(上記の記事であげられているcatch me if you canのオープニングの元ネタになっているような作品ね)をSaul Bassと、Maurice Binderを中心に、好きなやつを適当にセレクト。どれも今みても相当かっこいい、まさにモーショングラフィックスのお手本的作品ばかりだと思います。
私は長いあいだ、観衆はフィルムの最初の一コマから映画に引きずりこまれなくてはならないということを考えていた。そのころ、タイトルは義務的で、ほとんど無視されていた。それには言い訳があった。タイトルは普通、退屈なクレジットのリストで、ほとんどの人々がその間に外へ出てポプコーンを買う口実になっていたのだ。〜中略〜永年のうちに私は、この貢献は次のような方法でできることを見つけていた。
要約し、ムードを作って観衆を準備させる。
プロローグの役目をはたすー物語の始まる以前について述べる。
エピローグの役目をはたすー今見たばかりの物語を再評価し、再要約することである。
劇場映画タイトル / ソール・バス
グラン・プリ (1966)
Saul Bassの作品の中で一番すき!
めまい (1958)
Saul Bassの手がけた傑作中の傑作。書体もカッコイイ。
黄金の腕 (1955)
ポスターから何からすべてがこのイメージで統一されている。いまだにポスターがオークションで高値でおとされてたりする。
セコンド (1966)
歪んだパーツとヘルベチカの組み合わせが絶妙。どのコマでとめても絵になる。
北北西に進路を取れ (1959)
これもSaul Bass。好きな人多いんじゃないだろうか。
007 ドクターノオ (1958)
Maurice Binderといえば、コレ。007。たくさんパロディされましたね。
ルパン第一シリーズのオープニングとかもこの辺りを意識しているような。
バーバレラ (1968)
007の次ぐらいに有名? 宇宙+美女+かっこいい音楽=最高という永遠の方程式がここに。
シャレード (1963)
Maurice Binderの作品。色の組み合わせがすごくかっこいい。
いつも二人で (1967)
Maurice Binder作品は色が良いなー!なんかkraftwerkとかしっくりきそうな感じ!
シェルブールの雨傘 (1964)
問答無用に名作。
おまけ
怪盗ルパン
ルパン3世の第一期オープニングを探していたらたまたま発見。格好よかったので。フランスのテレビシリーズのオープニング。いかにも60年代なサイケな構成がかっこいい。
ミクロの決死圏のオープニングとかもかっこいいのだけど、みつからなかったので...当時はデザイナーがオープニングも手がけるという事が多かったみたい。だからパッケージとかポスターも含めて、アートディレクションがものすごくちゃんとしてる感じがする。60-70年代のデザインや音楽が未だに輝き続けてるのは本当に不思議。
Saul Bassについては、アイデアのソールバス&アソシエーツの作品集が復刻したので、興味を持った方はぜひ。>アイデア・アーカイブ01 ソール・バス&アソシエーツ
※補足
こんなすばらしいオープニング映像集もあった!
25titlesequences
勉強になるなー。うひょー!「99 and 44/100% Dead」のオープニングめちゃくちゃかっこいい!!