freq is a series of explorations into the possibilities of ‘drawn sound’, a form of interactive audio waveform generation.
体の動きから波形を生成してビジュアライズしつつ、音にするプロジェクト。これは相当気持ちいいな。
昔個人的に実験でやっていたsoundscape=landscape、landscape=soundscapeはただ単に音をビジュアライズする事や、地形(=高低差)を音に変換事に注目していたのだけど、これは体の動きから音を生成してる。
多分仕組みとしては、カメラが置いてあって、人の影からアウトラインをとって、それを周波数分布に置き換えてグラフ化すると同時に音に変換してるんだと思う。
いろいろな動きをすると、それに対応した音が出るのだろうけど、自分にとって心地よい音をだすためにいろいろ試行錯誤する過程というのが一番おもしろいんだろうな。まさに機械と距離感を図る感じというか、対話する感じ。
以前紹介したBlendieやCOMMOTIONは、そういった、インタラクション=機械との対話みたいな図式をすごく分かりやすく浮き彫りにしている作品といえるかも。
ま、何にしたってインタラクションが「楽しそう」「面白そう」「気持ち良さそう」っていうのはすごく大切ね。「うずうず」させるというか。たとえばこの作品も映像がなければ「テルミン」になっちゃうんだけど、映像があることで、より「うずうず」させる事に成功しているんじゃないだろうか。
2006年8月 5日 00:17
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