disintegration loop 1.1




William Basinski“disintegration loop 1.1”

『ディスインテグレーション・ループ1.1』は、2001年9月11日の日没に至る最後の1時間、ロウワー・マンハッタンのうねる煙を捉えた一台の固定キャメラの映像に、バシンスキーが2001年8月にレコーディングした、減衰する牧歌的なテープ・ループを組み合わせたものである。ウィリアムズバーグ・ブルックリンの屋上からバシンスキ自身が撮影したこの映像は、彼と彼の隣人たちが、あの運命の日の終わりを、どのように目撃したのかに関する、アクチュアルなドキュメンタリーとなっている。それは、2001年9月11日の残虐行為で亡くなった人々に捧げられた、悲劇的で美しいシネマ・ヴェリテ(=真実の映画)の哀歌である。

これはすごいかも。すごく見たい。

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