時間圧縮映像




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ウェブカメラからの1年分の映像を1分に圧縮したもの、らしい。はやすぎて飛び飛びになっているように見える。こういう風に時間圧縮したりするの面白いな?。

藤子F不二雄の「ある日...」っていう短編(傑作)で、自主映像制作のグループの中の1人が、ベランダに固定したカメラで団地が開発されていく様子を何十年も録画しつづけた作品を披露するというシーンがあるんだけど、ビルがグングン伸びていくという映像、見てみたいな。

ラジオで誰かが話してて、すごい面白いな?と思ったエピソードをふと思い出した:文化祭で公開するために1人でカンフー映画を撮影していた子がいて、ヌンチャクがうまくできないから何日も何日もうまくいくまで撮影しなおしてたんだけど、結局うまくできなくて、部分的にうまくいった所を細かく編集して一本の映像にしてたんだって。で、文化祭で流したらものすごいドヨメキがおこったらしくて、それはヌンチャクがスゲーって事じゃなくて、ヌンチャクを振り回してる後ろにあった建築中のビルがものすごい勢いで組みあがっていったという(笑 これ、すっごいアートだよね。

ちなみに、時間を圧縮した映像で一番感動したのはSam TaylorのStill Lifeという3分44秒の映像作品で、タイトルの通り「静物」なんだけど、それが一気に朽ちていく様子が延々続くというもの。静物画には時間軸が無いから、描かれているものは腐らないけれど、映像って時間軸があるから腐るんだよね?。これTate Modernで見た時ホント感動した。

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