レコード溝の旅




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TECTONIC PLATES

A journey into the micro geography of vinyl records.

や、やられたー!longplayerというお手製レコードプレイヤーにスキャナーをくっつけてスキャンした溝をグレースケールにして、それを地形データとしてterragenに読ませてレンダリングしたらしい。
そっか!レコードの溝ってそのまま音の溝なんだ!

やられたー、というのは、実はまったく同じ事を昔考えていて、但しそれはレコードでやるんじゃなくて、音を一度レコーディングして、その音を周波数解析(区切る周波数を細かくすれば細かくするほど、地形がなめらかになる)にかけて、グラフィックにする、と。それをグレースケールにしてterragenにぶちこんでレンダリングすると、音が地形になるよ!という事。よくコンポなんかに周波数帯がグラフになってピョコピョコ表示されるやつがあるでしょう。あれがさらに細かくなって、奥行き(時間軸)がついて音と一緒に地形が生成されるようになったらめちゃくちゃ面白いんじゃないかなー。このアイデアだけで一本PVつくれそう。これがホントのsoundscape、とか言ってさ(笑

で、この考えを反転させると、地図から音が生成できる事になる。グランドキャニオンはどんな音だろう。日本は?アイスランドは?
誰か一緒にこれでコンセプトアルバムつくろうよー(笑

最終プランは、衛星からの地形情報をリアルタイムで音に変換するというもの。衛星がレコード針。そして、地球そのものが1/1440rpmのレコードってわけ。すごいでしょ?
きっと山岳地帯は豊かな周波数のアンサンブルを描くのだけど、都市はずっとスクエア波なんだよね。ビルだらけだから。

※そういえば昔aphextwinの曲で周波数解析するとaphextwinの顔が出てくるってのがあったけど、あれも同じ発想だ。今思えば。あれはmetasynthってソフト使ってグラフィックを音に変換してたと思う。

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