アメリカのベストブック50




Sunny Side Book Design!

スイス派のタイポグラフィーを始め、ヨーロッパのグラフィックデザインが思想的なデザイン運動として発祥したのに対して、アメリカのグラフィックデザインは戦後資本主義の下で発達した商品広告や雑誌などを舞台に発展を遂げてきました。その<大衆主義>ともいえるグラフィックデザインは明解で快活、見る人の目を素直に楽しませるチャーミングな魅力に溢れています。それはイームズの映像作品やポール・ランドの絵本などが、子供からプロのデザイナーにまで今なお愛され続けていることからもわかります。今展ではアメリカのグラフィックデザイン協会であるAIGA(The American Institute of Graphic Arts)が年1回発行していた「The fifty books aiga」で1950?60年代に選ばれた書籍を中心に、アメリカのグラフィックデザインを"ブックデザイン"という切り口で紹介いたします。

ぜひこれと合わせて見ておきたい。

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