何か、パイオニアがものすごい勘違いをしている気がするのは僕だけ?
ターンテーブル的な感覚で映像をリアルタイム編集できるという点は、今までありそうでなかったので面白いけれども...なんか違うんだよなあ。DJはレコードをまわすけれども、VJは別にDVDをまわすわけじゃない。ちょっとやってる人なら分かると思うけど、大量のループ素材をもってて、それを切り替えていくスタイルが主流だったりする。ターンテーブルというよりも、サンプラーの感覚に近い。きっとMPCみたいなインターフェイスでパッドを押すと映像がポンと飛び出して、リアルタイムで速度がかえれたりフィルターがかけれたりする方が面白いんだよね。ちなみにRolandがこんなのを出してたりするけど、これはまだビデオミキサーの域を越えていない気がする。
VJ用のツールって今ほとんどソフトウェアのツールが多いけれど。あのインターフェイスをそのままハードにするだけで十分面白いと思うし、VJ自体が大分変わってくると思う。
ターンテーブルでもなくて、ミキサーでもなくて、VJにはきっと楽器といえるようなモノが必要なんだなあ、多分。
2003年11月14日 14:10
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