Man With The Movie Camera

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Man With The Movie Camera

ジガ・ヴェルトフの無声映画「Man With The Movie Camera」(邦題:カメラを持った男)にCinematic Orchestraがスコアを付けたDVD。ポルトガルやトルコ、スコットランドの映画祭で上映された「カメラを持った男」にCinematic Orchestraが生演奏したのが大好評だった事をうけてのDVDリリースらしい。最近BGMならぬBGVとしてキューブリックの作品やビデオクリップを垂れ流しにしておくのだけど、このDVDはCineamatic Orchestraによるスコアが非常に心地よいというだけではなく、「カメラを持った男」がBGVとしても非常に素晴らしい。チラッと見た瞬間瞬間にもとてもインパクトのある映像が飛び込んでくるので、流していて飽きないのだ。

ジガ・ヴェルトフはソビエトの映像作家。徹底的に現実を記録しようとする態度から記録主義(映画眼)を確立。モンタージュ理論を確立したエイゼンシュタインと対比される事が多い。ヌーヴェル・ヴァーグ時代の、撮影者が観察者に徹するというシネマ・ヴェリテ理論に多大なる影響を与え、67年以降ゴダールはジガ・ヴェルトフと名付けた集団の中で政治党争的な映画を製作していたことは有名。

1929年に製作された「カメラを持った男」は記録主義を実践したキノ・プラウダシリーズの中の一作。ロシアの様々な日常風景が記録されている。字幕も音楽も無い、映画という国際言語による映画。ロシアアヴァンギャルドに通じる印象的な構図とイメージの洪水。作品全体がまるで映像で織られた織物のよう。

補足:
「カメラを持った男」にスコアをつけようという試みは、過去にもMichael NymanIn The Nurseryといった音楽家達が行ってきたようで、特別新しい事では無いようだ。

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前作"EVERYDAY"のところでも少し触れた"Man With the Movie camera"。その名の通り「カメラを持った男(邦題)」というサイレントムービーにシネマティックオーケストラが音楽をつけ99年のポルトガル映画祭での上映という趣向のため作成されたサウンドトラックです。実際ぎ.. 続きを読む

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