Webと広告




Web Designing 8月号

エディトリアルも内容も結構よくて、とりあえずチェックしてる雑誌の一つ。今月の特集は「広告メディアとしてのWebデザイン」かなり詳しいリサーチデータが掲載されていて、資料性が高い。Tomato Interactiveの長谷川踏太さんのコラムが結構面白かった。やっぱりInteractiveという事をすごく意識してる人で、常日頃こういう意識を持っていないとダメなんだなあと思った。

繰り返されるのは、「ようやくWebがメディアとしてとらえられるようなレベルまできた」という事と、「これからは、テクノロジーと広告的な発想両方持った人が広告としてのWebをつくっていかなくちゃいけないんだ」というような事。

僕なんかが思うのは、どうしてもウェブ広告ってヘビーユーザー程見ない感じがする。広告への抵抗感というのかな、先日の作品プレゼンでも言ったけれど、やはり最終的には広告は透明にならなくてはいけないと思う。「アドテイメント」なんてキーワードが使われているけれども、それってつまり広告をエンターテイメントに変容、あるいは包み込む事によってユーザーに広告として認知させない事なんだよね。そういった試みはいろいろ行われているようだけど、どうもまだ、自分も含めウェブ広告へ対する不信感というものは払拭しきれていない部分がある気がする。

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