アルバムというパッケージ




「アルバム曲のバラ売りはダメ」——メタリカなどがAppleに反発

言ってる事はよーくわかる。けど、それってあくまで作り手の論理だよね。それをリスナーにおしつけちゃまずいと思う。アルバム1枚で一つの世界感だったりメッセージを伝えるのは大切な事だけど、それはあくまでパッケージの問題だったわけでしょう。CDというメディアが「偶々」64分〜70分、音を録音できるから、アルバムがその尺に合ったものになるわけで。昔だったらレコードの尺、テープの尺で「パッケージ」がつくられてきたわけだ。アルバムという枠組みがなくなってしまったからといって創造性云々と言ってしまうのは、なんだか悲しい。本当に一曲一曲魂入ってんなら、利用者に全曲ダウンロードさせてみろ、と。そういう事だと思います。

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