VISUAL CLIP DIRECTORS CONTEST 2003
みんながんばってるなあ。優秀作品とかみてて、やっぱり「過剰」じゃなくて、バランスが取れてるんだなって思う。それは技術だったりセンスだったり。たぶんモノをつくる事とか、デザインする事って、どれだけ賢くtoo muchにならないか、っていう事を考えるのが大切。
その意味でORIGINAL CLIP部門のグランプリの作品はやってる事はすごくシンプルなんだけど、確実にきもちいいツボをついてくるなあと思った。あと個人的に準優秀賞の作品も立派。
審査委員賞の手のやつはワンアイデアでカッコイイんだけど、音との相性がどうかな。もうちょっと音をつくりこめばカッコイイような気もする。映像がシンプルで音もシンプルだったら、やっぱり飽きちゃう。
その他いいなと思ったのはあんまりなかったな...やっぱり既視感みたいなものを感じてしまったし、音との相性があんまりよくなかったり、退屈だったり。
Michel Gondryが素晴らしいのは、ワンアイデアで行くんだけど、それをものすごい解像度でやる事と、さらにそれを既存の楽曲の上でやる事だよね。楽曲の構造とか世界観をものすごく理解しないとああいうアイデアは出てこないのかも。
2003年6月23日 13:21
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